「よし!Excelを勉強しよう!」
って思ったとき、私は本で学ぶことをおすすめしています。
ですが、本屋のExcelコーナーに行くと、めちゃたくさんのExcel本が並んでいます。
Excel初心者はどの本を買っていいかわからず、途方に暮れてしまいます。
正直、どれでもいいから1冊買って勉強してみてください。
0と1は天と地ほどの差があります。
初めからあなたに最適なExcel本を選ぶことなんてできません。
そうはいっても何かしらの参考情報はほしいですよね。
そこで今回、私が今まで読んだExcel本の中で、Excel初心者におすすめの13冊を紹介します。
そもそもなぜ本で学ぶのがいいか
それは、本は体系立てて学ぶには最適だからです。
よく考えてみてください。
大企業の出版社が、「この人にExcelの本を書いてもらったら、きっと売れる!」と思って、執筆依頼をするわけですよ。
そしてExcelに詳しい人が編集者とものすごく時間をかけて1冊の本を作るわけです。
私も本を執筆しましたが、それは大変な作業でした。
著者と編集者は、魂を込めて1冊の本を作成します。
著者は1冊の本に、「これでもか!」ってくらいの知見を詰め込みます。
それをたったの1,000~2,000円ほどで体験できるのは、コスパ最強です。
前置きが長くなりましたが、以下に私のおすすめ本を紹介します。
初心者におすすめのExcel本10冊
できるイラストで学ぶ 入社1年目からのExcel
まずはこれ。
Excelが苦手な新入社員とExcelができる猫(なぜか猫😅)との会話形式で、初心者が陥りがちな間違いを指摘して丁寧に解説してくれています。
イラストが豊富で、非常にわかりやすく読みやすい内容になっています。
マンガでわかるExcel
Excel初心者の主人公と、Excel本を多数執筆している羽毛田さん(@excelspeedup)の掛け合いがめちゃくちゃ面白い!
「Excel初心者あるある」がものすごく共感できます。
7日間の講義という設定で、コミックエッセイと解説が半分ずつで構成されており、非常に読みやすい。
Excel医の見るだけでわかる! Excel最速仕事術 (TJMOOK)
すみません、私の本です😅
「図をふんだんに使った、見やすくてわかりやすいExcel本」です。
初心者が「あ~、それ知りたかったやつ!」ってなるExcelノウハウを詰め込んでます。
ムック本(A4版:297×210mm)なので、大きくて見やすい!
神速Excel
この本は、Excel作業で超大事な「移動」と「選択」に特化しています。
普通Excel本って、関数の説明とかテーブル・グラフの作り方とかを扱うけど、まさかの「移動」と「選択」を超解説っていう。
こういう本って他になくて、早い段階で一度読んでおくことをおすすめします。
手順通りに操作するだけ!Excel基本&時短ワザ[完全版]第2版 仕事を一瞬で終わらせる基本から応用まで179のワザ
「ふだんExcelを、自己流でなんとなく使っている」
そんな人におすすめです。
基本&時短ワザが179も紹介されています。
通読するより、パラパラ見て「お、これ使える!」って感じで読むのがいいですよ。
MOS Excel365&2019 対策テキスト&問題集(よくわかるマスター)
私はExcel学習に、Microsoft Office Specialist(MOS)受験をおすすめしています。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
MOSを受験するなら必読の教本。
超基本からものすごく丁寧に解説しています。
本を見ながらその通りにExcelを動かすことで、基本から体系立てて学ぶことができます。
できるYouTuber式 Excel現場の教科書
YouTuberのおささん(@osatoexcel)の本です。
YouTube動画と連動していて、新しいスタイルでExcelを学ぶことができます。
内容はExcelの基本から、現場に即した使い方を非常にわかりやすく解説しています。
208ページと、ページ数があまり多くないのもいいですね。
たった1日で即戦力になるExcelの教科書【増強完全版】
とても売れてるExcel本です。
著者の吉田拳さん(@sugoi_kaizen)の魂がこもった本です。
タイトルに偽りはありません。
ただし、ちゃんと読んで行動した人に限ります。
読んでて、本当に目の前に講師がいてマンツーマンで指導されているような感覚になる、そんな本です。
「前向きな怠惰」「データベースファースト」←Excel学習で大切な考え方が身に付きます。
Excel最強の教科書[完全版] 2nd Edition
同じくとても売れてるExcel本です。
賛否ありますが、私が本格的にExcelを学ぶきっかけになった、思い入れのある本です。
2017年発売ですが、最近第2版が出ました。
グリーンカラーでシンプルなデザインなので、非常に読みやすいのもいいです。
Excelの本当に正しい使い方
Office TANAKAを運営されており、多数のExcel本を執筆されている田中亨さんの最新Excel本。
長年Excelを教えてきた田中さんの著書だけあって、「Excelを使う上での大事な考え方」を学ぶことができます。
もっと勉強したい人へおすすめの3冊
MOS Excel365&2019 Expert対策テキスト&問題集(よくわかるマスター)
MOS ExcelのExpert版。
少し複雑な操作を扱いますが、MOS Excelの通常版を受けた方は、こちらも受験するのがおすすめです。
極める。Excel デスクワークを革命的に効率化する [上級]教科書
[上級] とありますが、しっかりとExcelの基本から教えてくれる良著です。
最初に紹介した「できるイラストで学ぶ 入社1年目からのExcel」と同じ著者(きたみあきこさん)が書かれています。
1歩踏み込んでExcelを学びなおすことができます。
マクロ・VBAがさらっと出てくるので、そういう意味ではやや上級者向けです。
たった1秒で仕事が片づくExcel自動化の教科書【増強完全版】
先ほど紹介した「たった1日で即戦力~」の続編。
この本のいいところは、タイトルに「マクロ・VBA」って書いてないのに、がっつり扱ってるところです。
Excel学習をしていると、どうやら「マクロ・VBA」という神機能があることを知りますが、まさか自分が扱うものだとは思いません。
あえて中級者向けにしたのは、マクロ・VBAを学ぶきっかけにしてほしいからです。
この本を読むと、その「マクロ・VBA」を使えるようになります。
本当です。私がそうでした。
この本に出会わなければ、自分が「マクロ・VBA」を勉強しようだなんて、きっと思わなかったでしょう。
私の人生を変えた運命の1冊と思っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
初心者におすすめのExcel本10+3選を紹介しました。
どれでもいいので1冊買って勉強してみて下さい。
あなたの業務が劇的に改善されますから👍