「Excelを勉強しよう!」
そう思ったとき、本で勉強するのがおすすめです。
今はExcelを学習する方法がたくさんあります。
- 本を読む
- Googleで調べる
- YouTube動画を見る
- 講習会を受講する
- オンラインセミナーを受ける
- パソコン教室に通う
- 人に聞く(上司や同僚)
無料で学べるものもありますが、私は断然「本を買ってExcelを勉強する」ことをおすすめします。
本は体系立てて学ぶには最適だからです。
今回、私が実際に読んだおすすめのExcel本15選を紹介します。
初心者向け 4選
まずは初心者向けの4冊を紹介します。
最初の1冊は、この中のどれかを選べばいいですよ。
マンガでわかる Excel
Excel初心者の主人公と、Excel本を多数執筆している羽毛田さん(@excelspeedup)の掛け合いがめちゃくちゃ面白い!
「Excel初心者あるある」がものすごく共感します。
7日間の講義という設定で、コミックエッセイと解説が半分ずつで構成されており、非常に読みやすい。
初心者の1冊目におすすめです。
手順通りに操作するだけ!Excel基本&時短ワザ[完全版] 仕事を一瞬で終わらせる 基本から応用まで 176のワザ
「ふだんExcelを、自己流でなんとなく使っている」
そんな人におすすめです。
基本&時短ワザが176も紹介されています。
通読して読むより、パラパラ見て「お、これ使える!」って感じで読むのがいいですよ。
神速Excel
この本は、Excel作業で超大事な「移動」と「選択」に特化しています。
普通Excel本って、関数の説明とかテーブル・グラフの作り方とかを扱うけど、まさかの「移動」と「選択」を超解説っていう。
こういう本って他になくて、早い段階で一度読んでおくことをおすすめします。
MOS Excel 365&2019 対策テキスト&問題集(よくわかるマスター)
私はExcel学習に、Microsoft Office Specialist(MOS)受験をおすすめしています。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
MOSを受験するなら必読の本。
超基本からものすごく丁寧に解説しています。
本を見ながらその通りにExcelを動かすことで、基本から体系立てて学ぶことができます。
中級者向け 6選
続いて中級者向けの6冊を紹介します。
ここでいう中級者とは、「Excelの基本的な操作はできるけど、効率的に使いこなせているとはいえない」←そんな人を想定しています。
たった1日で即戦力になるExcelの教科書【増強完全版】
とても売れてるExcel本です。
著者の吉田拳さん(@sugoi_kaizen)の魂がこもった本です。
タイトルに偽りはありません。
ただし、ちゃんと読んで行動した人に限ります。
読んでて、本当に目の前に講師がいてマンツーマンで指導されているような感覚になる、そんな本です。
「前向きな怠惰」「データベースファースト」←Excel学習で大切な考え方が身に付きます。
レビュー記事も書いてるので、よかったらご覧ください。
Excel最強の教科書 [完全版]
同じくとても売れてるExcel本です。
賛否ありますが、私が本格的にExcelを学ぶきっかけになった思い出の本です。
2017年発売ですが、いまだに本屋に並んでますよね。
カラーでシンプルなデザインなので、非常に読みやすいのもいいです。
できるYouTuber式 Excel 現場の教科書
YouTuberのおささん(@osatoexcel)の本です。
YouTube動画と連動していて、新しいスタイルでExcelを学ぶことができます。
内容はExcelの基本から、現場に即した使い方を非常にわかりやすく解説しています。
208ページと、ページ数があまり多くないのもいいですね。
MOS Excel 365&2019 Expert 対策テキスト&問題集(よくわかるマスター)
MOS ExcelのExpert版。
少し複雑な操作を扱いますが、MOS Excelの通常版を受けた方は、こちらも受験するのがおすすめです。
Excelピボットテーブル データ集計・分析の「引き出し」が増える本
Excel機能のひとつ、ピボットテーブルだけを扱った本です。
「ピボットテーブルは、さまざまな集計や分析ができます」←とか言われても意味不明じゃないですか?
とにかく超便利な機能だから、騙されたと思って勉強して使ってみてください。
この本の通りに実際にExcelを操作しながら読み進めるだけで、ピボットテーブルがマスターできます。
たった1秒で仕事が片づくExcel自動化の教科書【増強完全版】
先ほど紹介した「たった1日で即戦力~」の続編。
この本のいいところは、タイトルに「マクロ・VBA」って書いてないのに、がっつり扱ってるところです。
Excel学習をしていると、どうやら「マクロ・VBA」という神機能があることを知りますが、まさか自分が扱うものだとは思いません。
あえて中級者向けにしたのは、マクロ・VBAを学ぶきっかけにしてほしいからです。
この本を読むと、その「マクロ・VBA」を使えるようになります。
本当です。私がそうでした。
この本に出会わなければ、自分が「マクロ・VBA」を勉強しようだなんて、きっと思わなかったでしょう。
私の人生を変えた運命の1冊と思っています。
上級者向け マクロ・VBA 5選
最後に上級者向けのマクロ・VBA本5冊を紹介します。
ストーリーで学ぶ Excel VBAと業務改善のポイントがわかる本
「よし、マクロ・VBAを勉強しよう!」
と思っても、具体的にどうしたいかのイメージってありますか?
本書は全くのマクロ初心者の主人公が、マクロを学んで職場の業務改善をするというストーリー仕立てであり、入門書として最適です。
これを読んで、マクロで業務改善することをイメージしましょう。
自分のペースでゆったり学ぶ Excel VBA [改訂2版]
こちらもマクロ・VBA入門書。
読み進めながら、本当にイチからマクロを作って完成させていく展開になっています。
好みにもよりますが、かわいいイラストで非常にわかりやすかったです。
Excel VBAを実務で使い倒す技術
たくさんのExcel本を執筆されている高橋宣成さん(@ntakahashi0505)の著書。
ある程度マクロを組めるようになると、メンテナンスや可読性、共有などという新しい壁にぶつかります。
この本は、マクロVBAを扱う上で、根本となる考え方が身に付きます。
マクロを勉強して、とりあえず動くマクロを作れるようになった人に、ぜひ読んでほしい1冊です。
Excel VBA 本格入門 [新装改訂版]
マクロを組めるようになると、できることの多さにビビります。
「やりたいことはイメージできるけど、実際どうやったらいいかわからない」
こういう方におすすめです。
私の場合、ユーザーフォームでシステムを作る際に非常に参考になりました。
パーフェクト Excel VBA
こちらも高橋宣成さん(@ntakahashi0505)の著書。
タイトルの通りです。まさにパーフェクト。
マクロを学ぶ上で必要なことが網羅されています。
読むのは結構大変ですが、マクロ・VBAを根本から理解することができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
おすすめのExcel本15選を紹介しました。
ぜひ本屋で手に取って、自分に合ったExcel本で勉強してみてください。
皆さんのExcel学習の参考になれば幸いです。
「本ではなくて、セミナーに参加して勉強したい!」って人はこちらがおすすめです。